馬喰横山 文殊のエキナカの佇まいに騙されてはならない。
そう。
文殊は、駅の中のチェーン店の佇まい。
普通だろ、と侮っていたが、予想をはるかに超えてきた。
そもそも、店の場所がわかりにくい。
グーグルマップで住所を入れても道に迷う。
なぜなら、馬喰横山の改札出たところにあるからだ。
これはさすがに夢にも思わなかったが。
無事に店に付いたはいいけど、何この外観、、、
まるで、駅のチェーン店みたいな立ち食い蕎麦ではないか。
せっかく来たので、かき揚げそばを頼み、無愛想な店員が生麺を目の前で茹でる。
生麺だから、ちょっと待たされる間、周りを見渡すと、となりの迷彩服の兄さんが、丼に黙々と集中してる。
しばらくして、出てきたのは極細のそば。
大盛りを頼んだのだが、二人前以上のボリューム。
早速口に運ぶと、そばが、もりもりとした歯ごたえ。
コシというのか、固さなのか。
一口食べ終わると、口の中に麺の切れ端が残る。
なるほど、博多とんこつラーメンのハリガネを食べてるような食感に近い。
なかなかのこだわりそば。
かき揚げもじっくり揚げたのか、玉ねぎの甘みと旨味が封じ込められていた。
つゆに浸し、柔らかくなったかき揚げをそばと一緒にもりもりと食す。
もりもり、もりもり…
歯ごたえが前面にくるからか、するする、もりもり、するする、もりもり、と、いってしまう。
相当満腹。
こりゃ、迷彩服の兄さんが丼に集中していたわけだ。
最後につゆをゆっくり飲む。
美味い。
つゆも柔らかく、飲んだ後に残る甘みに優しさを感じる。
うかうかしてたら、最後まで飲んでしまうくらい優しい。
やってくれるな、文殊。
最後まで、こんなもりもりとした、そばの存在感があるなら、次回はもりそばだな。
なかなか素晴らしい。
店名 | 文殊 馬喰横山店 |
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ジャンル | 立ち食いそば、そば、うどん |
電話 | 03-5695-9190 |
予約可否 | 予約不可 |
住所 | 東京都中央区日本橋横山町4-13 |
交通手段 | 都営新宿線「馬喰横山駅」改札外 本八幡側改札出て右側東日本橋駅から100m程度 |
営業時間 | [月~金] 6:30~23:00 [土・日・祝] 7:00~21:00日曜営業 |
定休日 | 無休(元日を除く) |