ここは五反田にある、じゅう兵衛はらみ堂。
近くのじゅう兵衛本店が満席だったので、今日ははらみ堂へ。
本店とここの違いがいまだに分からないが、おおよそ同じメニュー。
和牛なのだが、脂っぽい肉は要らないので、はらみやロースあたりしか頼まないからどちらでもいいかなと思っている。
まずは、いきなり舟盛りからいく。
どうだろう。この舟盛り。
インスタ映えバツグン。
まあ、若いねぇちゃんだったら、喜ぶかもしれないが、こっちは脂がキツイお年頃なのだ。
希少部位がそれなりに入ってるのがウリなのだが、とにかく赤身でないと。
でも、多少は脂の旨味を堪能したい。
この揺らぐ心が、この舟盛りを頼んでしまった理由である。
まずは、サーロインから行く。
来たら、黙々と肉と向き合うしかない。
そもそも、肉の焼き過ぎは許されないのだ。
全てが台無しになる。
これはまさに、肉との戦いなのだ。
細心の注意を網に注ぐ。
まずはサーロインから。
表面を炙り、しばし皿の上で放置。
余熱で、肉の中に火を通す。
いまだ!食え!
私は、一緒に来た後輩に、絶妙なタイミングで指示を出し、肉を頬張る。
油の旨味が口の中に広がっていく。
ああ、極楽じゃねぇか。昇天、、、
と、目頭を押さえながら、現実に戻る。
しかし、油が旨いのは当たり前だ。
脂のインパクトは続かないのも分かっている。
だが、肉の良さは赤身に現れる。
次はヒレ。
ヒレの赤身は表面をサッと焼いて、網の端っこに放置。
七輪の熱は、真上しか熱くならない。
だから網の周囲はさわっても熱くないのだ。
五ほど放置し、頃合いをみて、食す。
柔らかな口触り。
悪くないのだが、若干雑味が後味に残る。
もう少し火を通すべきだったか、、、
舟盛りをさらい、最後は、はらみ。
カンバンの一本まるまるのはらみは、タレでオーダー。
しっかり焼いて、ハサミで切って食らう。
雑味をタレで打ち消す戦法だな。
だが、ここの店は、これでいい。
このボリュームと演出に舌鼓を打つわけだ。
いやあ、実に食い過ぎた。
しかし、焼肉屋には、肉の中の温度を測るための温度計が必要だと思うのだ。
肉質や大きさが変われば、食べるタイミングもそれぞれ違うわけで、そもそも客が調理しなきゃならんだろ。
温度計は肉を焼くときに必須の調理器具だ。
温度計、持ち歩くか。
温度計があれば、より確実なタイミングで提供できるようになるぞ。
大勢でいくにはいい店だと思う。
店名 | じゅう兵衛 はらみ堂 |
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ジャンル | 焼肉、ホルモン、居酒屋 |
電話番号 | 050-5868-5559 |
予約可否 |
予約可 下記の通りキャンセル料を申し受けます。 |
住所 | 東京都品川区西五反田1-32-2 1F |
営業時間 | [平日、土日祝] 17:00〜23:30(L.O.23:00) [金曜祝前] 17:00〜25:00(L.O.24:30)日曜営業 |
定休日 | 無休 |